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不動産周辺事業のM&Aを積極化

 投資用アパート販売など不動産関連事業を傘下に持つ株式会社シノケングループ(福岡市、JASDAQ上場)は、今後不動産周辺事業へのM&A(企業の合併買収)を積極化する。篠原英明社長(=写真)に、今後の展開について話を聞いた。
(取材・文 江口一樹福岡支店情報部長)

12年12月期は増収増益へ

-業績が好調ですね。
 「おかげさまで。2012年12月期第2四半期の連結売上高は前期比16.2%増の108億7400万円、経常利益は同82.5%増の9億2600万円を計上することができました。自己資本比率も15.7%(前年同期10.7%)と、当面の目標である20%にまた一歩近づきました。フロービジネスであるアパート・マンション販売事業、ストックビジネスである不動産賃貸管理事業ともに好調です。仕入原価を取引先に抑えていただいていることもあり、保守的に見ても2012年12月期の通期売上高は235億円、経常利益は11億円と増収増益を達成できる見通しです」

-東京にショールームを開設しましたね。
 「はい。当社の傘下でアパート・マンション販売の株式会社シノケンハーモニーの事務所がある住友芝大門ビルの1階に開設しました。当社グループの商品とシステムを個人投資家向けに周知させるのが目的で、ロフト付きのアパートの部屋2タイプの実物を設置しているほか、今後は併設しているラウンジでアパート・マンション投資に関するセミナー開催も行っていきます」

介護ビジネスも視野

-海外展開について。
 「今年5月に中国・上海でウィークリーマンション事業を開始しました。ビジネスでの出張や短期留学などで短期滞在される日本人向けで、現在は25戸ですが、稼働率が高いため年内には40戸程度に増やそうと考えています。現在、日中関係がぎくしゃくしておりますが、現地の日本人向けのサポートを通じたビジネスは必要とされておりますので、引き続き海外事業を強化していく予定です」

-今後の事業展開は。
「自己資本比率も厚みが出てきたので、そろそろ不動産周辺事業へのM&Aを積極化していきたいと考えています。まだ具体的な話はありませんが、ビルメンテナンス、マンション管理会社、介護ビジネスなどに興味がありますね。もしいいお話があればご連絡下さい」

2012年10月31日号