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隠れたゼネコン関連 今12月期は再上方修正の公算

 シノケングループ(8909・JQ)が高値更新基調。
 第2四半期累計(1―6月)業績は、売上高202億5400万円(前年同期比40%増)、経常利益26億1200万円(同56%増)と、5月に発表した上方修正値を大きく上回る好決算。今12月期経常利益予想(前期比16%増の31億円)に対する進捗(しんちょく)率は、84%に及ぶ。7月、8月も引き続き受注順調で先行き業績に期待が持てる状況にある。
 サラリーマン層へ販売した土地・アパートをリースバックして賃貸する既存の「アパート事業」は、年金への不安や相続税対策ニーズを背景に堅調に推移。そこへ、個人の資産運用ニーズに対応し都内を中心に展開する「投資用マンション事業」の大幅成長と、明治42年創業の老舗ゼネコン・小川建設の子会社化効果が加わり、業績ステージが一段高。
 同社は、東京五輪に向けてマンション建設などを担う建設会社を確保しにくくなるとみて、今年2月に小川建設を子会社化した。現状は子会社化前に受注したマンション、ビル建設など外部案件がメーンだが、1、2年後からシノケングループのマンション建設なども手掛けていく。これによりシノケングループは、1―2年後からマンション内製化によるコストダウン効果を享受するほか、東京五輪に向けた建設需要増加の恩恵を享受できる体質となり、「隠れゼネコン関連」としても注目される。
 なお、小川建設の子会社化に伴い、プロパスト(3236・JQ)株式の15・4%を保有する筆頭株主も子会社化し、同社グループはプロパストの筆頭株主となった。
 時価はPER7倍台にとどまり、上値を試す展開となりそう。

2014年8月22日号