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賃貸管理を全国展開 グループ力生かし年500戸目指す

 シノケングループで賃貸管理事業を手がけるシノケンファシリティーズは、他社物件の管理受託を本格的に始めた。
 これまでは自社物件を中心に築20年以上の物件も多く含む約1万5000戸を管理し、98.03%(3月末時点)の入居率を達成。関西などの他社物件のオーナーから同社に管理委託を望む声が多かったため、今月中旬に大阪市淀川区にシノケングループの大阪オフィスを開設するのを機に、新たなサービスとして提供を決めた。
 オーナー向けサービスとして、オーナー一人ひとりに専属の担当者を配置することで、それぞれの事情や背景を熟知したきめの細かいサービスを提供。部内の他のスタッフとも情報共有するシステムを構築し、担当者が不在の時でも他のスタッフがスムーズに対応できるようにした。
 遠方の物件を所有するオーナー向けに、オーナー専用のWEBサイトに毎月、所有物件の清掃状況や外壁などの写真を掲載。送金明細や管理状況も確認できるようにすることで、現場に足を運ばなくても詳細な現況を把握できるようにした。
 グループの総合力を生かして差別化も図る。10年、20年後でも、エアコンやLPガス給湯器の修理・交換を無料で行うほか、シロアリ対策としての5年保証付き防蟻工事や定期的な消防点検を低コストで提供する。
 家賃滞納に対して6カ月間100%保証するプランや、リノベーションプランとして初回の入居まで賃料を保証する30万パックなども用意。毎月の家賃から一定額を積み立てることで原状回復時の負担金をなくして臨時の出費を抑えるなど、スケールメリットを生かしたサービスを提供する。
 シノケンファシリティーズの窪田博充取締役は「建設会社をはじめメンテナンス会社、保証会社、LPガス会社などさまざまな会社をグループに持つことで、設備の修理・交換工事や、オーナーや入居者からのさまざまな要望に、低コストで素早く対応できるようになった。各社の専門的視点から物件の価値向上を図れることも強みだ」と話す。
 今後、他社物件の新規受託として、年500戸を目標とする。

2014年12月8日号