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売上高1000億円 経常100億円達成を確実に 全事業分野が着実に成長

 -3カ年の業績予想を昨年に引き続いて上方修正しましたね。
 篠原 アパート販売がグループ全体の業績をけん引しています。そのほかの事業も全体的に伸びていますので、今年は大きな問題がなければ売上高1000億円、経常利益100億円を達成できると思います。
-昨年の取り組みの中で、まず介護事業から。
 篠原 1月に介護事業で訪問介護のアップルケアを子会社化し、介護関連の事業領域が広がりました。サ高住、グループホームを運営していますが、サ高住でのサービスが内製化できました。また福岡では初のグループホームを香住ヶ丘に建設中で6月の完成予定です。
-民泊に関しての業務提携もありましたね。
 篠原 これは徐々に進めていきます。オーナー様に民泊として活用させていただく旨の了解を取った上で、近隣の問題がないエリアに限られると思います。
 -海外ではインドネシアに開発の子会社を設立しましたね。
 篠原 3月に設立したシノケンデベロップメントインドネシアは現地で物件を取得して、企画開発していきます。近々最初の物件に着手する予定です。
 -社内的にはカムバック制度の導入、奨学金返済支援といった制度も導入しました。
 篠原 カムバックでは数人の元社員が戻ってきました。奨学金の方も現在30人以上が利用していますよ。採用活動の中でも説明していますので、内定者にも浸透していると思います。企業は、いい人材を育てるためにバックアップしていくべきだと思います。
 -秋には地盤改良のサムシングHDとの業務資本提携、そして駐車場シェアリング大手アキッパとの業務提携。これはオーナーのために物件の資産価値を上げていく取り組みですね。
 篠原 そうですね。オーナー様の資産価値を高める施策です。サムシングとの取り組みは地盤関連サービスを付加して総合力を高め、物件の競争力をアップする狙いで、上場企業ではプロパストに続いて2社目の持分法適用会社となります。
 アキッパとの提携については、空き駐車場の有効利用です。1割程空いていますから、フル活用できるようにしようと。
 -また2度目のグッドデザイン賞も受賞しました。
 篠原 前回はアパートの空室を高齢者向けに活用したビジネスモデルとしての受賞でしたが、今回は当社のメーン商品であるアパートそのものですから、イメージ的にもバリューアップできるのではないでしょうか。
 -新年に向けては。
 篠原 まずは今年の業績目標を達成し、現3カ年計画のさらに先を目指したいですね。
 また長期的には、アパート販売の勢いもどこまで続くか分かりません。まずは年間1000棟レベルにして、その後は別の収益モデルの分野でアパートを上回る水準を目指したいですね。アパート・マンションの伸び率がすごいので目立ちませんが、ほかの分野もすべて確実に伸びてきています。事業規模次第ですが、どの分野でも全体を支えていける形にしたいですね。
 -そうなるとリスク回避にもなりますね。
 篠原 はい。グループシナジーも、もっと有効に活用できるようになるといいですね。

ふくおか経済 2017年1月号