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今期年商1000億円超、経常利益100億円超を見込む

投資用アパート・マンション販売を主力とする同社の昨年12月連結決算は、売上高、利益ともにほぼ5割増と大きく伸長、今期も2ケタ超の増収増益を見込んでいる。さらに4月からは電力の小売事業に参入するなど、新たな取り組みも次々と始まっている。

7期連続の増収増益、5期連続で最高益を継続
 昨年12月連結決算は,売上高が前期比47.6%増の812億9400万円、経常利益は53.4%増の98億9500万円で7期連続の増収増益、利益も5期連続で過去坦高を記録した。特に主力のアパート販売では前年を210棟上回る530棟を販売、セグメント売上高は74.2%増の413億9500万円とグループ年商の約半分を占め、全体をけん引する形になっているが、そのほかの事業も好調に推移、全セグメントで売上高は2割以上の伸びを見せた。
 これに合わせ、昨年11月には3カ年の中期連結業績見通しを上方修正した。1年前、2015年度末時点の計画では18年度末に売上高960億円、経常利益90億円の見通しだったが、今回17年度末に売上高1050億円、経常利益110億円、最終19年度には売上高1250億円、経常利益125億円、自己資本比率40%超として、現金預金残高が有利子負債を上回る実質無借金経営を見込むものだ。
 篠原英明社長は「昨年も業績はよかったと思うが、終わったことなのであまり意識はなく、気持ちは今年、来年の方に向いている。今年1~2月もスタートは、昨年と同様に順調」と語る。

自社管理物件などを対象に電力の小売事業スタート
 今年度も新たな取り組みを打ち出している。期首早々の1月には、子会社のエスケーエナジーを事業主体とする一般家庭向け電力の小売事業への参入を発表した。
 「シノケンでんき」の名称で受付を2月から開始、4月から順次切替に着手している。JPEXから電力を仕入れ、同社が管理物件を持つエリアを対象とし、既存の地域電力会社よりも安い価格を設定。LPガスの供給販売元をエスケーエナジーに切り替えた利用者に対してはさらに特典を付加している。
 シノケングループで今年予定している8000世帯の新規及び入れ替え物件に加え、既存管理物件約2万2000世帯の契約切り替えで、初年度は1万世帯への供給を目標とし、3年以内に5万世帯以上への電力供給を目指す。
 篠原社長は「シノケンでんきに切り替えていただくことで、電気料金が安くなるだけでなく、入退居時の電気・ガスの手続きも簡単になる。入居者様の利便性を向上でき、当社物件の商品カアップにもつながる。今後は自社管理物件以外にも、戸建てなども含めて電気・ガス販売を拡大していきたい」とメリットと今後の抱負を語る。

アパートの新ブランド「ハーモニーテラス」をリリース
 さらに3月には、デザイナーズアパートの新たなブランドネームとして「ハーモニーテラス」を発表した。
 これまで、デザイナーズアパートのコンセプトとして「コンパートメントハウス」ブランドで、3000棟以上を販売してきたが、よりデザイン性が高く、機能性に優れた間取り・設備を兼ね備えたデザイナーズマンションとして「ハーモニーレジデンス」を発売、さらに昨年、アパートの主力商品「NewStandard」がグッドデザイン賞を受賞したことを機に、そのノウハウを集約して「ハーモニー」をコンセプトとしたデザイナーズアパートの新たなブランディングに取り組んできた。
 そして今回、デザインと機能のバランスの「ハーモニー」と、暮らしのための安らぎの場「テラス」を両立した「ハーモニーテラス」をアパートの共通ブランド名としてリリース、「今後もお客様にとって価値ある資産をお届けできるよう、グループ全社一丸となって取り組んでいく」姿勢だ。

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