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投資用マンション 福岡の物件 首都圏で販売 シノケン、割安感アピール 新幹線全通に商機

投資用マンション 福岡の物件 首都圏で販売
シノケングループは福岡市内のマンションを首都圏の投資家向けに販売する。東京都区部の住宅地価格は上昇が一服している一方、福岡市中心部では九州新幹線の全線開業を見込んで市況上昇が期待される。首都圏に比べて割安で利幅も大きいため、投資用物件として首都圏の富裕層向けに売り込む狙いだ。

シノケン、割安感アピール 新幹線全通に商機
 同グループのシノケンが福岡市博多区で四月に着工した投資用マンションを、子会社の日商ハーモニー(東京・港)に売却し、同社が分譲する。日商ハーモニーが福岡市内のマンションを取り扱うのは初めて。二〇一一年三月に九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を控え、博多駅周辺での地価の上昇が見込めることから、福岡市内の物件販売に乗り出した。
 国土交通省の公示地価によると、住宅地の平均価格上昇率は二〇〇八年一月時点で東京都区部が前年より一ポイント低い一〇.四%。これに対し福岡市は同〇.九ポイント高い一.三%だった。
ただ、福岡市の地価水準は依然として東京都区部より低いため、投資用物件を割安な価格で売り出せる。さらに「投資利回りは福岡市で年五−六%なのに対し、東京都区部では年四.五−五%程度にとどまる」(日本不動産研究所福岡支所の山崎健二次長)。日商ハーモニーが今回、売り出すマンションは十一階建てで全四十八戸。約二十四平方メートルの1DK三十六戸と約三十二−四十八平方メートルの1LDK十二戸で、来年三月に完成予定。募集は今秋ごろから始まる見通し。シノケングループは「九州の他地域を含め、今後も同様の首都圏向け投資用マンションの販売を検討していきたい」としている。

平成20年5月13日付 日本経済新聞(朝刊)より