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シノケン 福岡でのビジネスホテル開発を契機に ホテル事業に本格参入へ

シノケン
福岡でのビジネスホテル開発を契機にホテル事業に本格参入へ

福岡を拠点に住宅事業を展開するシノケンは、新たな事業軸として国内外の宿泊特化型を中心としたホテル関連事業に本格参入した。
 同社ではこれまで住宅事業を基盤としてきたが、昨今の土地価格の高騰をふまえ、より高い収益性を得られるホテル事業に着目したほか、住宅事業で培った開発や売買仲介、運営管理等のノウハウを活かせることから、本格的にホテル事業への参入を決断した。外資系シティホテルでの事業経験者などを採用し、2年以内にホテル運営を行う専門事業部も新設する予定となっている。
 参入にあたっては、宿泊特化型のビジネスホテルに絞り込んでいるが、その背景として婚礼や宴会需要に依存することなく、人件費を抑えられること等が要因となっており、営業利益率として平均20%程度を確保できると見込んでいる。
 すでに福岡市博多区中洲の中心地で客室数110〜200室程度のビジネスホテルの開発に着手しており、用地の大部分を確保しているようだ。同ホテルは約 25?uのシングル主体で、高所得者層を対象に利用料金を1万2,000円〜1万5,000円に設定。総事業費は23億〜45億円で、2009年夏頃の竣工後にファンドへの売却を想定しているが、運営は同社自らが受託することを視野に入れている。
 また先がけて07年1月には、中国・上海市で不動産コンサルティングを展開する「希諾建房地産諮詢公司」を設立。新会社を通じて現地企業が開発中のホテルをはじめ、不動産ファンドや外資系金融機関への売却の仲介をするほか、売却先の同意を前提にホテルの運営業務も積極的に受託していく方針で、この一環として、上海市においてホテル運営の専門事業会社の設立も検討している。
 なお今後は、年内に福岡で3物件程のホテル開発と運営を計画中など、既存施設のリノベーションを含め3年間で5〜6物件を手がけていきたいとしている。また福岡以外の政令指定都市も対象としながら、09年度には年鑑10億〜15億円規模の事業に拡大させたい考えだ。

平成19年7月1日発行 月刊プロパティマネジメント7月号より