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アパート管理をIT化

不動産賃貸管理のシノハラ建設システム(福岡市)は二月一日から、福岡市内の賃貸アパート十一棟(八十戸)で、インターネットを使った管理業務を始める。部屋ごとに専用端末を設置し、ごみ出し日などの案内や、契約更新手続きなど入居者への連絡を電子メールで行う。管理の効率化が狙いで、同社は「賃貸物件の管理では全国で初めての試み」という。

専用端末は生活情報配信サービス会社のアリスネット(福岡市)との共同開発。LAN(構内情報通信網)でインターネット回線に常時接続され、家庭用テレビに接続して使えるのが特徴。
画面家賃督促など個別に送付する書類の郵送費や人件費を節約できる。入居者は、車庫証明などの申請や「廊下の蛍光灯が切れている」などの管理面での苦情・要望を伝えることができる。また、アパートごとに最寄のコンビニや金融機関などの生活情報も配信する。
シノハラ建設システムは年間1棟あたり数万円の経費節減を見込む。同社は今後焼く3,000万円をかけて、2年後をめどに管理する同市内の全物件約 3,200戸に導入する方針。同社の管理物件は単身者向けのワンルームタイプで、篠原英明社長は「昼間は不在がちの人にも電子メールで確実に連絡がつく。物件の付加価値も高まり、入居率アップにもつながる」と期待している。

平成14年1月23日水曜日付 西日本新聞より