社長挨拶

 当社グループは、土地をお持ちでないサラリーマン・公務員層の方々に『資産づくり』を目的としたアパート経営の提案を行い、お客様の『資産形成』の実現をその創業精神とし、投資用アパート経営のパイオニアとして1990年6月に創業致しました。
 その後、グループの成長に対応するため、より効率的なグループ経営を目的としたホールディング制の導入を行い、株式会社シノケングループを純粋持株会社としたグループ体制を構築し、不動産販売事業としてアパート・マンション販売、不動産管理関連事業、ゼネコン事業、エネルギー事業、介護事業等を各事業会社において展開し、その事業規模及び事業領域の拡大を図ってまいりました。
 これらの取り組みを通じ、おかげさまで、今年で創業28年を迎えます。これも、お客様をはじめ株主様、投資家様、取引先様等のステークホルダーの皆様のご支援の賜物であり、ここに深く御礼申し上げます。

 さて、当社グループの2017年12月期の連結業績のご報告をさせていただきますと、売上高1,059億36百万円、営業利益129億20百万円、経常利益122億1百万円、親会社株主に帰属する当期純利益84億89百万円と、いずれも計画を上回り、8期連続の増収増益、4期連続の過去最高売上高及び6期連続の過去最高益を更新するという結果になりました。
 セグメント別に見ると、不動産販売事業において、前期比34.5%増の795億78百万円と、過去最高の販売実績を更新するとともに、ゼネコン事業においても大幅な受注増を達成しております。このほか、不動産管理関連事業、エネルギー事業についても不動産販売事業の好調な販売に伴って確実に利益の積み上げがなされており、安定収益を確保できる組織体制をより強固に確立しております。

 以上の取組みにより、グループ全体として収益基盤の拡充が進んでいることから、2018年12月期の連結業績予想と致しましては、増収増益による創業以来過去最高の売上高及び過去最高益の更新を見込んでおり、2016年11月に開示致しました計画値を上方修正し、売上高1,200億円、営業利益135億円、経常利益132億円、親会社株主に帰属する当期純利益92億円を予想しております。

 配当金に関しましては、2017年12月期の普通配当金を1株あたり年間45円(中間22.5円,期末22.5円)とさせていただいておりました。
 これに加え、業績達成度合いにより増配される特別配当金に関しましては、この度2017年12月期末時点の通期連結経常利益が当初予想比として開示しておりました110億円の10%増(121億円)を超えた事により、1株あたり5円の増配を実施する予定です。
 さらに、連結売上高1,000億円、連結経常利益100億円を達成した事による記念配当金として、1株当たり5円の増配も実施する予定です。
 以上により、2017年12月期の配当金は、一株あたり55円となる予定でございます。
 今後も、より一層の株主の皆様への利益還元に努めてまいりたいと考えております。

 2017年12月期の新たなビジネス展開としましては、インドネシアの首都ジャカルタの中心部に於いて投資用アパートの開発プロジェクトが進行中であります。当社グループは既に進出済のゼネコン事業とのグループシナジーを発揮することにより、同国における総合不動産業の確立を目指すとともに、引き続き、他のASEAN地域への進出も企図し、海外事業の積極的展開を図りたいと考えております。また、再生可能エネルギー事業会社の関連会社化によるエネルギー事業の更なる拡大、福岡の賃貸仲介会社のグループ会社化による賃貸サービスの拡充、ブロックチェーン技術会社との資本業務提携による新たな不動産サービスのシステム開発への着手、デジタル通貨「シノケンコイン」の発行決定等、既存事業とのシナジー創出を見込んだ取り組みを幅広い分野に於いて開始しております。
 今後も引き続き、積極的にM&Aを活用することによる事業領域ならびに規模の拡大に努めるとともに、新たな事業分野への積極的なチャレンジを通じて、持続的な成長を実現したいと考えております。

 当社グループは、更なる収益力、安定性の強化による企業価値の向上を目指すとともに、引き続きより安心して取り組める賃貸住宅経営ならびにサービスをご提供できるよう、グループ一丸となって日々の研鑽に努めてまいります。
 皆様方の引き続きのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2018年2月

株式会社シノケングループ
代表取締役社長 篠原 英明